にんにく料理のご紹介

スープというと、透きとおったコンソメやクリーム状のポタージュという食事の前に“さぁ、これから食事ですよ”と胃に信号を送るスープを連想します。ところがグーラッシュスープは違います。スープというよりシチューに近いボリューム満点の一品です。牛肉の角切り、にんにく、玉ねぎ、じゃがいもと具だくさん。パプリカの赤い色、そして、にんにくと溶けあった香りが特徴です。

○材料
牛肉、玉ねぎ、じゃがいも、にんにく、ブイヨン、パプリカ、小麦粉、サラダオイル、塩・こしょう

  • なべにサラダオイルを入れ充分に熱し、牛肉に焼き色をつけながら強火でいためる。
  • 中火にして玉ねぎ、にんにくを加え、少し色づくまでいためてからパプリカと小麦粉をふり入れ、さらに1~2分いためる。
  • 混ぜながらブイヨンを加えて溶きのばし、アクを取りながら牛肉が充分に柔らかくなるまで煮る。
  • 肉が柔らかくなったら水気をきったじゃがいもを加え、さらに煮てじゃがいもが柔らかくなったら、塩、こしょうで味をととのえる。

赤ワインとにんにくをたっぷりと使った牛肉の煮込みです。
ビーフシチューを食べてみるとそのレストランのレベルがわかるといいます。煮込み料理というのは、それくらい手間と味つけに神経を使わなければならないということになるのですが、にんにくとスパイスと赤ワインをたっぷり使えば、あとはじっくり煮込み、味つけにすこし気をつかえば大丈夫! 肉も肩ロースやバラ肉といった脂身の多いものの方がいいようです。

○材料
牛肩ロース、玉ねぎ、にんじん、セロリ、トマト、マッシュルーム、 にんにく、タイム、ローリエ、赤ワイン、トマトペースト、小麦粉、コーンスターチ、サラダオイル、塩、こしょう、フォンドヴォー(肉の出し汁)

  • 肉、玉ねぎ、にんじん、セロリ、にんにく、タイム、ローリエを赤ワインでつけ込む。
  • つけ込んだ肉等をつけ汁をきってフライパンにて炒める。
  • つけ汁を入れ、ワイン、トマトペースト、トマト、フォンドヴォーを足し、塩、こしょうして煮込む。
  • 肉が柔らかくなったら、なべから取り出しておく。
  • 食べる前に玉ねぎ、マッシュルームを入れととのえる。

骨があたるとか、少々魚の匂いにくせがあるといって人気いまいちのいわしですが、今では高級魚です。そして、栄養豊富な見事な魚です。
ムニエルにし、トマトとにんにくのソースをかけると臭みは抜けます。さらに食べる直前にフルーツ酢をかけ爽やかな酸味にして、にんにくの香ばしさとミックスさせていわしのおいしさを引き立てます。

○材料
いわし、トマト、フルーツヴィネガー、にんにく、バター、小麦粉、チャービル、オリーブオイル、塩、こしょう

  • なべにオリーブオイルを入れ熱し、にんにくをいためる。トマトとフルーツヴィネガーを加えて煮つめ、塩、こしょうで味をととのえたソースをつくる。
  • いわしのワタとあたまをとりよく洗い、水けをふきとり、塩、こしょうして小麦粉をまぶす。
  • フライパンにバターを熱し、いわしを入れ、こんがりと焼き色がつくように火を通す。焼き上がったら『1』のソースをかけ、チャービルをのせる。